フラダンサーなら知っておきたいこと PR

フラダンスを踊る時のかかとで“流派”が分かれる

フラダンスかかとの違い
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フラを踊る時のかかとは上げるのか、それとも床につけたままなのか、不思議に思ったことはありませんか?これはいわゆる“流派”のようなもので、どちらのスタイルかは貴方が通われている教室またはクムフラによって決まっています。

フラのベーシック(基本のステップ)のスタイルには大きく分けて2通りあります。

「ヒールフラット= ベタ足」と「ヒールアップ=かかとを上げ」で、それぞれ基本的なカオの腰の揺らし方が違いますので揺れるタイミングも違ってきます。基本のカオが違うため、他の各ステップのスタイルにも違いがあります。

ヒールフラット=ベタ足のスタイル

カオのかかと「ベタ足」のスタイルヒールフラット(ベタ足)

写真のように足の裏全部を床につけて踊るタイプです。すべてのベーシックのステップをベタ足で踊ります。ただし“キイ(ki’i)”という足の動きをする時とタップの瞬間はつま先だけを床につけます。それらは例外と言えるでしょう。

このベタ足スタイルでのカオは膝の曲げ伸ばしによる重心移動で腰を振り子状に揺らします。

こちらのサイトの「フラダンスのステップ」の解説はすべて「ヒールフラット=ベタ足」のスタイルです。

ヒールアップ=かかと上げのスタイル

カオのかかとを上げるスタイルヒールアップ(かかと上げ)

写真のようにかかとを片方ずつ上げ下げして踊るタイプです。

このスタイルでのカオは、片方のかかとを上げることによって腰を上に引き上げ、下げることによって腰を下げ、それを左右交互に繰り返して8の字のように腰を揺らします。

まとめ

かかとを上げるかベタ足かというのは、そのハーラウの踊り方のスタイルですのでとても重要です。師事する先生やクムの指導に従い、きちんと習うようにしましょう。