このサイトでは「ヒールフラット」=ベタ足(かかとは上げず足の裏全部を床につけるスタイル)でのステップを解説しています。
ヒールフラットとヒールアップについてはこちら
カオはフラの動作の基本中の基本。とても重要です。これをしっかり理解していないと、たくさんある他のステップが上手く出来ない、上手に踊れないまま先に進むことになりいつまで経っても上達が見込めません。ここで言う「しっかり理解」とは頭ではなく「体」がしっかり理解するということです。
カオは初心者の時に最初に習う動作なので、中級、上級とステップアップして行くとつい見落としがち。思うように出来ないなど壁に突き当たった時には必ず確認するべきステップの1つ。
ぜひカオの動作を覚えて素敵に踊れるように練習しましょう。
フラの基本の動作「カオ」
スタンス(立ち方)
左右の足の間は10~12㎝くらい開け、つま先を真っ直ぐ前に向けて立ちます。背筋が床から垂直になるようにし、膝を軽く曲げます。
詳しい姿勢については「フラダンスの基本姿勢、あなたは大丈夫?」をご覧ください。
膝で重心移動して腰を左右に動かす
膝をゆっくり交互に曲げ伸ばしをして、腰を振り子状に左右に振る。この時、両方の足の裏全部床につけたままでかかとを上げない。(当サイトでは「ヒールフラット=ベタ足」スタイルを解説しています)
上半身が揺れないようにするのがフラの基本
上半身を動かさないことはカオのみならず、他のステップについても重要でフラの基本です。上半身が動いていないかを自分で確認にするには、鏡やガラスに映して頭のてっぺんや両肩を結んだラインが揺れていないかチェックします。
体幹を意識してブレないように踊る
体は繋がっているので腰を動かせば当然上半身も多少なりとも揺れてしまいます。では、揺れてしまう上半身の動きを止めるにはどうしたらいいか?
それには先の写真のように頭のてっぺんからおへそまでに1本の軸が通っているかのよう意識し、その軸がブレないように腰を振る。この1本の軸が体幹であり、これがブレないようにすることで体幹が鍛えられ、徐々に上半身が安定した踊り方になります。