パウスカートはフラを練習する時にはくスカート。色々な柄や色使いがあって、女子にとってフラを始めた時はパウスカートをはくのも楽しみの一つですね。
はき方、脱ぎ方に決まりがある?!
普段何気に言っている「パウスカート」。日本人の私たちから見ると、ウエストがゴムになっている可愛いギャザースカート。
正式にはハワイ語で「Pā’ū(パーウー)」と言います。脱ぎ着の時に決まりがある場合もあります。(但し、教室により様々ですので必ず先生の教えにしたがって下さい。)
クム(ハワイのフラの先生)の教えによってはパウには「フラを踊らせていただく神聖な布」という考え方があり、身につけるときは足からはかずに頭からかぶるようにしてはきます。
頭からかぶるようにすると少し頭を下げることになり、それが「フラを踊らせていただく感謝の気持ち」だと言います。脱ぐ時も下から脱がずに、上に引き上げて頭から脱ぐ場合もあります。
ウエストの位置
普通のスカートはウエストの位置ではきますが、4本ゴムのパウスカートの場合、ウエストの位置よりもやや下に下げてはきます。
自主練でもパウをはいて
お気に入りのパウ、レッスンの時だけじゃもったいない!お家で自主練する時もぜひはいてみてください。
それは自主練が楽しくなるばかりでなく、4メートル近くもある布の重みでスカートが左右に揺れることで、体がその振動を受けないように踊るためには膝を曲げて安定感を持たせ、上体がぶれないように意識することで、体幹が鍛えられ上達の近道となります。
よって同じ練習時間のでも、パウをはいて練習するのとそうでない練習ではしだいに差が出てくることでしょう。上手になりたいと願ってコツコツ練習している姿は「フラの神様」が必ず見てくれています。