イベントや発表会への参加は教室や個人によって考え方は様々です。
人前で踊るとなると衣装や装飾品も揃えなければならないので、確かにある程度のお金はかかります。また人前が苦手な人もいるので、その場合無理なおすすめは禁物と考えています。
でも、もし「踊れるようになったら参加してみたい」という方にはイベントに参加することはとてもいい勉強になり、上達の近道になるのでおすすめです。
私自身においてもイベントや発表会はレッスン、自主練の延長であると思っています。
イベントや発表会は勉強になる
フラの本来の意味は歌の内容を手振り身振りで人に伝える踊りです。日本ではフラを見ている一般の人にその歌の内容は伝わらなくても、楽しそうに踊っている様子は必ず伝わっているはず。なので多くの人はフラに目を止めてくれて、とても喜んで拍手してくれます。フラには人を喜ばせる力があります。
普段のレッスンでは得られないことが体験できる
人前で踊ることは楽しいだけではなく、普段のレッスンでは得られないことが体験できます。
まず「イベントに出る」と決めるとそれが目標になります。目標をもって練習をするのと目標のない練習では、格段に差が出ます。
そして緊張した中で迎える本番。これまでの練習の成果を披露する瞬間です。
一曲踊り終えるとあっという間。「笑顔で踊れただろうか」「あそこを間違えてしまった」等、反省点もあり。でもそれがまた次への目標になり、レッスンの励みにもなります。
その一方で、観客からたくさんの拍手をいただいた喜びや達成感、充実感が得られます。大人になってからこのような気分はなかなか味わえないものだと思います。また、一緒に踊った仲間とも同じ体験を共有したことで、仲間との結束が生まれます。
それともう一つ、一番重要なのは「自信」がついてきます。人前で踊ることを積み重ねて行くうちにだんだんと自信が出てきます。自信がつくとその踊り方がワンランクアップします。これは普段のレッスンではなかなか手に入りません。
衣装やレイ、髪飾りのつけ方も大切
衣装の着方や装飾品のつけ方なども先生から学ぶことがたくさんあります。
レイや髪飾りはたとえ造花であっても歌に出てくる花を使うことが多く、花の名前や色、形など歌を理解するためにも勉強になります。
- 目標のある練習をすると上達する。
- 本番で踊り終わると達成感や充実感がある。
- 人前で踊ることを積み重ねることにより自信を持って踊れるようになる→踊りがワンランクアップする。