短く区切りながら覚えていく
足と手をセットで覚える
フラダンスの振付の覚え方の近道は、足の動きと手の動きをセットで覚えます。
最初から1バース(1番とか2番)を全部ではなく、まず最初のごく短い部分だけ、たとえば最初のステップ(=足の動き)がカホロから入る踊り方でしたら、右カホロの時のハンドモーション(=手の動作)を覚えます。それが覚えられたら次の左カホロの時のハンドモーション、というように順番に頭に入れて行き、とりあえずカホロ1往復分だけのハンドモーションを暗記します。頭で考えなくても自然と手足が動くようになるまで何度も繰り返して練習します。フラに限らずダンスはどれも「頭で踊るものではなく、体で踊るもの」です。
それが出来るようになったら次の足と手を覚える。一度に頭に入る分量には限りがありますので、このように1小節ずつ、あるいは2小節ずつと短く区切りながら進んで行きます。こうしてまず1番を覚えます。それを各バース毎に練習し、1曲全部をとりあえず踊れるようにしましょう。
最初はたいへんですがこれを乗り越えると、覚えるコツもだんだんと身についてきて、覚えることに慣れてきます。
「フラが楽しい」と感じた人は、自宅での練習は苦にならないはずです。自宅でもハワイアン音楽に触れる「楽しい」時間をぜひ作って下さい。
鏡やガラスを活用
鏡や窓ガラスなどに映るご自分の踊る姿を見て練習すると、潜在的にその動作が目で見て記憶され、順番が自然に覚えられます。
鏡を見ることは順番を覚えるためだけではなく、後々手の角度やタイミングなどを確認するのにとても重要になってきます。
例えばクラスレッスンで自分だけ手の角度が低い場合、鏡を見ていないとそれに気づかず、先生に注意されてもどれくらい高さを修正したらいいかも分からないということになってしまいます。鏡を見ていれば早くそれに気づき修正できます。
どうか鏡から目をそらさないで!
間違える=ヘタではない
間違いを恐れないで思い切り踊ってみて!
そして順番を覚えてきたらあまり頭で考えたり思い出したりせずに思い切って踊ってみましょう。
練習なので間違えてもいいです。間違えたからといってヘタではありません。上手な人でも間違えますよ。もし間違えたらまだ覚え切れていない証拠だから、そこを何度も練習。
スキーも何度も失敗して転んだ方が早く上達すると言われています。
間違える→練習→間違える→練習…
最初は誰でもみんなこの繰り返しです。そしてだんだんスムーズに踊れるようになり、楽しさ倍増!
このように最初にちゃんと覚えるための練習を繰り返しておくと、覚えるコツが身についてきて、覚える速度が早くなってきます。最初は大変だけど頑張りましょう。
運動不足が解消され、ダイエット効果も!
間違えないでスムーズに踊れるようになるまで、何度も何度も繰り返し練習することで、知らず知らずのうちにかなりの運動量になり、ダイエット効果も期待できます。踊りも覚えられるし、一石二鳥ですね。
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