カホロの「ホロ」とはハワイ語で「歩く」という意味。カホロは一番多く使われると言っていいほど頻繁に登場するステップで、こちらも基本中の基本です。しっかり覚えましょう。
(ここではヒールフラット=かかとは上げずにべた足で踊る方法でのステップを解説します)
カホロの動作
カホロは左右に2歩ずつ横歩きする動作です。こちらもフラの基本姿勢と基本の動作となるカオの動きが必要になります。
ベーシック(基本ステップ)の練習では、通常は右へ進むカホロ「右カホロ」から練習します。
カホロの歩幅
上の写真ようにカホロ1歩分の歩幅は、ほぼご自分の肩幅くらい。これを目安に1歩目も2歩目も肩幅くらいの歩幅になるよう意識して足を運びます。
重心移動と足の運び方
このページにある写真は読者の皆さんから見て対面(向かい合わせの状態)になっています。読者さんが鏡に映っている状態と同じに見て下さい。
①左に腰を出す(重心を乗せる)と同時に右足1歩。
②右に腰(重心)を移動すると同時に、左足を引き寄せベタ足で閉じる。
③左に腰(重心)を移動すると同時に右足1歩。
④右に腰(重心)を移動すると同時に、左足を引き寄せ閉じますが、ここで右カホロは終わりとなるので、次の左カホロへ折り返す準備としてつま先だけ床に突く(タップ)。
足下を見なくても出来るだけ真横に移動するように意識すること。
重心移動とは、腰を左右に振り子状に「カオ」の動きと同じです。
カオと同様、カホロも肩のラインを常に水平に保つこと。
カホロの折り返し
右カホロから左カホロに折り返す瞬間は次の通りです。
右カホロの終わりの④では腰(重心)は右。その腰のまま左カホロの1歩目のステップを踏み出します。決して1歩目は腰を足と一緒に移動することはありません。
カホロの折り返しのタップについてはこちらを参考にして下さい。
フラダンスの上達には「タップ」はとても大事!
右カホロの終わりに突いたタップの足から左カホロに折り返し、右カホロと同様に重心移動しながら2歩左へ移動し、元の位置に戻る。
- カホロの1歩分の歩幅は「肩幅」くらい。
- カオと同様の重心移動。
- できるだけ真横に移動するように意識する。
- 肩のラインを常に水平に保つ。